身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本

著者 :
  • 大和出版 (2012年5月16日発売)
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感想 : 48
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 「脅威!」と感じやすい同僚が身近にいて、少しの刺激に過剰に反応し理不尽な攻撃をしてくる(殆どモラハラ、DV体質)状況にありもう数度読み返しています。
 普段から僻み、妬み、嫉み、負けず嫌い、自分が注目されないと気が済まない、上から目線でのマウント、人によってコロコロと態度を変える(男性と女性、強い人、弱い人で態度を変える不自然でわざとらしい弱肉強食体質)、人が褒められると自分が否定されたと感じる被害妄想体質、自分は頑張っている、私を見て、大切にして、という押しつけ、暴言、意地悪、ガサツで言葉選びのセンスも悪い下品でたちが悪く手の施しようの無い同僚。私のお姉さん、お母さん病のお節介体質もあるのかも知れませんが、攻撃してくる相手に素行の悪さに気づいて欲しいと何処かで期待し、その同僚の目に余る態度を、世の中のよくある悪い素行の例として会話に出してしまう事があり、それを敏感に自分事と捉えて被害妄想を膨らませ心無い反撃をしてきます。
 この同僚とは仕事上の関係でもうこれ以上関係を深めなくて良いので今日不愉快にならなければ良い、とりあえず穏便に済ませれば良い、仕事に支障を来さなければ良い、を念頭に攻撃をスルッとかわす、攻撃してくる相手には期待しない、相手の敷地を尊重する=自分の土俵に乗せる、自分の言動に相手がどう思おうと相手の自由、ポジティブな思いを持って貰えれば嬉しいけれどもネガティブに思われてもそれも相手の自由、相手の「攻撃」を自分のせいだと捉え自分を責める続ける限り相手の土俵から降りられない、と自分の土俵に戻りさえすれば状況をコントロールすることはいくらでも出来る、等の記述が響きました。
 取り敢えずのその同僚への対策としては、攻撃してくる相手には期待しない(相手に良い人になって貰う事を期待しこちらが何か助言する等のエネルギーを割く価値もないし、これだけ傷が深いと相当の訳ありで私個人の力ではどうしようも無いレベル!)、私は被害者ではなく自由な他人、を念頭にその同僚には淡泊に接していきたいと思う。相手にどう思われても大丈夫な人!(かっこいい!)を目指します!
 人間関係に悩んでいるときには心強い味方になってくれる、そんな本です。
 
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年8月15日
読了日 : 2023年8月15日
本棚登録日 : 2023年8月15日

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