初のフェルディナン・フォン・シーラッハ。
短編集。巻末の解説から、実は「犯罪」「罪悪」との三部作で完結作とのこと。失敗しました。
作品全体にだが、余計な文章が全くない。
登場人物の感情がほとんど描かれておらず、その辺りは読み手が推察することになる。
ここまで徹底するのは凄い。
犯した罪と、その罰のバランスが取れているのか、ということが主題だったと思う。
おすすめは、参審員、逆さ、小男、友人。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2023年1月22日
- 読了日 : 2023年1月21日
- 本棚登録日 : 2023年1月21日
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