こちらは本物の亀が主役。とはいえ二足歩行で人語を解し、当然のように人と会話している時点でファンタジーな存在。探偵というだけあって謎解きはしているが、旧世界と新世界の設定に始まり、北野ワールドと呼ぶべき独特な世界観から、ミステリーではなくSFとして読む方が違和感はない。比較的ライトなタッチで、カメリのインパクトが強すぎたせいか、個人的に少し印象は薄い。ともあれ、これはこれで退屈はしなかった。
読書状況:読み終わった
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2022年
- 感想投稿日 : 2023年1月8日
- 読了日 : 2022年8月19日
- 本棚登録日 : 2022年8月19日
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