基本、死刑か否かというテーマの小説は好まないのですが、この本だけはなぜか非常に気になって購読。謎解きを楽しむ話ではないため、わりと早い段階で父の秘密は想像できますが、その分、父の並々ならぬ覚悟やら葛藤やら心の動きが存分に味わえ、「きっとそうなんだろうな」と察しながら読みました。結局どうなるかは読んでのお楽しみですが、この本に描かれている死刑囚らの様子が、本来あるべき姿なのだろうなと感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2019年
- 感想投稿日 : 2020年12月19日
- 読了日 : 2019年10月12日
- 本棚登録日 : 2019年10月12日
みんなの感想をみる