父と子の旅路 (双葉文庫 こ 2-8)

著者 :
  • 双葉社 (2005年6月1日発売)
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本棚登録 : 217
感想 : 27
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基本、死刑か否かというテーマの小説は好まないのですが、この本だけはなぜか非常に気になって購読。謎解きを楽しむ話ではないため、わりと早い段階で父の秘密は想像できますが、その分、父の並々ならぬ覚悟やら葛藤やら心の動きが存分に味わえ、「きっとそうなんだろうな」と察しながら読みました。結局どうなるかは読んでのお楽しみですが、この本に描かれている死刑囚らの様子が、本来あるべき姿なのだろうなと感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2019年
感想投稿日 : 2020年12月19日
読了日 : 2019年10月12日
本棚登録日 : 2019年10月12日

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