学者として動物に向かう姿勢が好きだ。
勿論今の研究で違う仮説が立ったもの、解釈違いだと言われていることもある。でもそこを責めるべきものではないと私は思う。
科学は初めて誰かが何かをやったり言ったりして、それを踏み台に発展する。その初めてをやるのは絶対向い風激しく、手探りで苦しく、誰も正しさを教えてくれないのだ。ローレンツがその意味で今彼を批判する誰よりも素晴らしいのは、火を見るよりも明らかだ。
私は単純に彼が好きだ。本を読み一層人となりを好きになった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学問
- 感想投稿日 : 2017年9月14日
- 読了日 : 2017年9月4日
- 本棚登録日 : 2017年9月4日
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