来し方行く末に思い悩むのは、内容は違えど昔も今も同じなのかもしれない。何処にも辿り着けない自分があって、胸に萎れた想いを抱えた者がいて。泣いて破って晴れて笑って、一つ一つクリアして大人になっていくのだと思います。あの頃は怖くて想像も出来なかった15年後はちゃんとやって来ました。沢山の出会いと別れがあって、生まれる命と去る命も見てきて、世の中は大きく変わってしまったけれど自分は変わらず自分を生きている。15年とはあまりにも早くて苦しくて美しい月日です。歩いてきて良かった、15年前の私にそう言います。
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- 感想投稿日 : 2018年4月9日
- 読了日 : 2018年4月8日
- 本棚登録日 : 2018年4月8日
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