昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。
管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。
父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。
父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねられる……。
戦後闇市から現代まで、人々の息づかいと時代のうねりを甦らせて描く警察小説の傑作。
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- 感想投稿日 : 2014年12月29日
- 読了日 : 2014年8月30日
- 本棚登録日 : 2014年8月30日
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