エウレカの確率 経済学捜査員VS.談合捜査

著者 :
  • 講談社 (2016年9月14日発売)
3.64
  • (4)
  • (10)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 79
感想 : 14
5

発売日をチェックしてまでも読みたかったシリーズ3作目。

考え方は難しいのですが、芯は「その行動で利益を得るか否か」
とシンプルなものだと解釈して読めば難しい!と
思わずに楽しめる。
文中にもそれらしき表記が目立つので、3作目は特に
読者にやさしく語られているのかなと思いました。

犯罪捜査以外にも、行動経済学を知っていると
普段と違う冷静な判断・分析ができるのではないかと
思い、難しい内容だとわかっていても
うっかりその世界の書籍に手を出してみようかと
思わせる物語です。

今後何作でも読み続けていきたいシリーズです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2016年10月18日
読了日 : 2016年10月18日
本棚登録日 : 2016年10月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする