第1章の1行目に燦々と光る「ラブプラス」の文字。以降も"さくらさくら"のゲーム画面、TEATIMEのフェイストラッキング技術、画像付きで紹介される川名みさきと涼宮茜などなど、一定方向にカッ飛んでるように見えるが、中身はフツーの『モバイルの次は何か?』を問う本。筆者の想像する"サービスが偏在する世界"はあっさり「そうかもね」で流される程度であるし、紹介されるHMD、曲げられるディスプレイ、嗅覚・触覚ディスプレイなどの各種技術に関しても特に目新しいものはない。個人的にはカッ飛んだ一部分を十二分に楽しんだ身ではあるが、他人には勧められないっていうか勧めない一冊。
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- 感想投稿日 : 2012年10月1日
- 読了日 : 2012年10月1日
- 本棚登録日 : 2012年10月1日
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