一作目の「ぼぎわんが、来る」が映画化されるそうですね。
おめでとうございます!
で…完全にシリーズ化?
そうなるとやっぱり「ぼぎわん」と「ずうのめ」と比較してしまいますが
今作は不気味さや恐怖感は若干薄めでした。
今回は(も?)比嘉姉妹の長女、琴子さんが活躍するお話。
家が舞台でそこが砂にまみれているっていう…。
この世のものではない何者かと砂がタッグを組んで住人と関係者を邪魔します。
砂が怖いっていう概念がないので、奇妙な家だなという印象。
口の中がじゃりじゃりするのは嫌だし、砂に足をからめとられて歩きにくそうでうっとうしいだろうな、とは思うものの、怖くは…ないなぁ…。
嫌悪感は存分にあります。
琴子さんは除霊できるってわかっているし、窮地に陥ってもどうにかなるんでしょ、と邪推しながら読んでしまいました。
比嘉姉妹のお決まりのパターンはもういいかな~。
ストーリーはとても面白いのだけど、やっぱり比較したり予想ついちゃったりするので。
でも次回作も期待を込めて楽しみにしてます!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
澤村伊智
- 感想投稿日 : 2018年3月9日
- 読了日 : 2017年11月10日
- 本棚登録日 : 2017年11月8日
みんなの感想をみる