初読
示唆に富んでいて、ああ人間!という感じで中々面白かった。
展開も山あり谷あり。が、翻訳なのか?
文章が凄く合わなくて辛かったーw
上巻の幼少期のピップが姉や周りの人に感謝を強要される場面で
嫌ねぇ、気をつけよう、と思ったんだけど、
読み終わってみると、やっぱりこの子、感謝が無いのよw
それは多分、彼の性分。
そして、性分によって享楽に耽ってジョー達に背を向けたり
自己嫌悪に陥ったり、「恩人」の登場で打ちのめされたり。
そして結局何に救われたかと言えば、自分から生まれた
温かさであったり、友情であったり、何時だって見返りを求めないジョーであり。
人間の心は哀しみや厄介事も運んでくるけど、
満足や幸せもまた、なんだわなぁ。
ほろ苦くもあるけど、希望あるハッピーエンディングで良かったにゃあ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
イギリス文学
- 感想投稿日 : 2018年7月15日
- 読了日 : 2018年7月15日
- 本棚登録日 : 2018年7月15日
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