宮部みゆき責任編集 松本清張傑作短篇コレクション 上 (文春文庫 ま 1-94)

著者 :
制作 : 宮部みゆき 
  • 文藝春秋 (2004年11月10日発売)
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本棚登録 : 615
感想 : 62
3

きちんと読んだことが無かったけれど
宮部みゆき氏による紹介文があり、何よりおすすめ作品ということで読みやすかった。

沢山あっても、時間的に完読制覇が難しくなってきたので、
こういった形式が有難い。
ブクログでも読書メーターのようにマッチ率高い人の本棚をのぞけて、年間ベスト3項目あったりとか、作家さんのおすすめ本棚とかあればなぁ。。

恐喝者の好きな子をいじめる心理描写がナルホド(嫌だが)
『そういう彼女をみるたびに心がひるむが、負けたらそれまでだった。彼と彼女を結ぶ紐が切れてしまう。その苦痛の方が絶望的なのだ。』
その後の職場仲間の狡猾な計画で、彼は若くてある意味純粋だとも思うけれど。

『歌が聴こえる、絵が見える』
→確かに年号はとんと記憶にないけれど、その時に流行していた曲は覚えていたりするもので、流石。

『真贋の森』
→母親の知り合いの画家さんが美術の世界なんてのは。
。と言ってたが、主人公の境遇を読んで、ちょっと分かったように思う。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 202311 39
感想投稿日 : 2023年11月8日
読了日 : 2023年11月8日
本棚登録日 : 2023年11月8日

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