赫眼 (光文社文庫 み 25-3)

著者 :
  • 光文社 (2009年9月8日発売)
3.58
  • (37)
  • (84)
  • (89)
  • (16)
  • (4)
本棚登録 : 654
感想 : 94
5

短編八篇と、書き下ろし掌編四篇が収録された、著者初のホラー短編集。著者の怪奇短編の原点と言うべき作品で、どれもとても怖かった。表題作『赫眼』は、正体不明の怪異だけでなく、最後の台詞でゾクッとした。『灰蛾男の恐怖』は、ミステリ的な謎解き要素のある短編。勿論とても怖い。『後ろ小路の町家』は、背後から迫って来る怪異の描写に戦慄不可避。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラー
感想投稿日 : 2023年3月23日
読了日 : 2023年3月23日
本棚登録日 : 2023年3月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする