初めての梨木香歩です。
まず文体が心地よい。
文語体に近いの好きです。もちろん古文も。
それに植物好きにはたまりません。
クスノキ、オオアマナ「これはわからなかったがニラ草に似てる、ベツレヘムの星で納得」
サギゴケも?
梔子、ヤマユリ、ショウジョウバカマ
彼岸花」この辺はみんなわかり節黒仙翁は?
河原撫子、蒟蒻、樒、寒菊、あけび、ムラサシシキブ「これは植えて増えて困った」
枇杷、セリ、百日草、茅、オミナエシ、すかんぽ
この辺もわかるし漢字も読める
ツタウルシ?、ハマゴウ?、ハウチワカエダ?
こうやって知らない花、知ってる花と確認できるのもいいし
関連した話もゆるーくてなかなか良かった。
読んでいるうちにどうも家守綺譚の続篇?
とにかくなんの先入観もなしに白紙で読むのを信条としてるので〜何も知らないにも程がある。
ぜひこれもまたまた読んだみたい。
順番、あまり関係なさそう〜
出てくる人らが不思議というか、まあこの時代ならこんなもんだろう〜緩くていい。
当方読者もいい加減だから。
この空気感、落ち着く、好きだ!
一ヶ所〜主人公と共通点をみつけた。
本文よりー
「私は一つことを思い詰めると他のことを考えられない」
と、家人に言われる
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月2日
- 読了日 : 2021年3月2日
- 本棚登録日 : 2021年2月6日
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