陰陽師 天鼓ノ巻 (文春文庫 ゆ 2-24)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年7月10日発売)
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いつもながらに2人の探偵のような仲良しペアが謎を解き明かしていく。蝉丸が何話かにまたがってよく登場する。蝉丸は天皇の子息だったらしい。盲目になったのは通っていた女性に恨まれたから。

印象に残った場面
p52
おれにはもうひとつ生きていくのに必要なものがある、それはおまえさ、博雅

BL?!

p60
言葉は心を盛るための器である。
悲しみであれ喜びであれ、器に盛られて、初めて理解できる。

肉体もまた同じで、〈源博雅〉を盛るための器。
言葉にできないものに出会った時は、歌を詠む、笛を吹く。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月13日
読了日 : 2023年12月13日
本棚登録日 : 2023年12月13日

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