いつもながらに2人の探偵のような仲良しペアが謎を解き明かしていく。蝉丸が何話かにまたがってよく登場する。蝉丸は天皇の子息だったらしい。盲目になったのは通っていた女性に恨まれたから。
印象に残った場面
p52
おれにはもうひとつ生きていくのに必要なものがある、それはおまえさ、博雅
BL?!
p60
言葉は心を盛るための器である。
悲しみであれ喜びであれ、器に盛られて、初めて理解できる。
肉体もまた同じで、〈源博雅〉を盛るための器。
言葉にできないものに出会った時は、歌を詠む、笛を吹く。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月13日
- 読了日 : 2023年12月13日
- 本棚登録日 : 2023年12月13日
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