一千一秒の日々 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2009年2月8日発売)
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本棚登録 : 1570
感想 : 144
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風光る
 真琴と一緒に住んでた哲。哲との別れる直前の話。
七月の通り雨
 大学の劇団でひとめぼれされた佐伯瑛子。相手にそっけない。
青い夜、緑のフェンス
 プニプニの針谷と可愛い一紗。漫才みたいな掛け合い。
夏の終わる部屋
 他人に執着しない長月くん。付き合った彼女との出会いから別れ。
屋根裏から海へ
 真琴の元カレ加納くん。家庭教師の教え子の姉との関わり。
新しい旅の終わりに
 昔付き合ってた2人で旅行。男女の関係になるのか!?
夏めく日
 女子高生だった「佐伯瑛子」。転勤する前の男性教諭とのやり取り。

島本理生さんの作品にしては、ポップな感じがしたなー!!
「青い夜、緑のフェンス」がいつもと違う感じ。
でも、読みやすかった!!
連作短編で、ビミョーに話が繋がってる。
大学生の気だるい感じが私は好きだったなー。
それを文章で表現できるってスゴいね!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ほっこり
感想投稿日 : 2024年1月18日
読了日 : 2024年1月17日
本棚登録日 : 2024年1月18日

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