ヒトはなぜ、ゴキブリを嫌うのか?~脳化社会の生き方 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社 (2019年3月2日発売)
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感想 : 17
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著者が現在の日本のおかしいなと思っているところをズバズバと日本史や海外を実際に見た観点から話している。
都市化という言葉がよく出てくるが、その言葉と自然という言葉を対義語として、日本は全然自然ではなく、人工のものだと語っている。
確かに大人になるにつれて目標や未来のことを考え、ああすれば、こうなるを求めるようになってきているが、本来はやっていたら辿り着くというのが理想なのではないかという感覚は共感した。つくった生活を生きるのではなく、どうなるかわからない世界に身を置いたりそういう環境を自ら作ってみることが人間の自然なのではないだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年10月18日
読了日 : 2020年5月7日
本棚登録日 : 2020年10月18日

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