回廊亭殺人事件 (光文社文庫 ひ 6-6)

著者 :
  • 光文社 (1994年11月1日発売)
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本棚登録 : 4041
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 恋人を殺され、自分も殺されかけた主人公が老婆に変装して真相を暴くというお話。アガサクリスティのような雰囲気を纏わせつつ、主人公が探偵役兼犯人役であると倒叙ものの要素と本作の目玉である叙述トリック(女かと思いきや男だった。)がオーソドックスながら丁寧に描写されていた。またラストの場面で「主人公が愛したのは幻というか、主人公自身の理想だったのでは?」と思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月28日
読了日 : 2024年2月28日
本棚登録日 : 2023年9月24日

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