学生を終えた頃のモラトリアムの宙ぶらりん感と大人になる切なさ決意を思い出す。真面目に生きることは素晴らしい!いつまでも善きひとでいられたら。。
甲野さんの日記の書き言葉と話し言葉の使い分け、漢詩などの教養、インテリ同士の会話の応酬など、自分の教養のなさ、緊張感のない乱れた言葉遣いなど大いに反省。独特の描写部分は音読するように読んだ。 端的で且つ美しくその的確さときたら!会社や身近な人物の評価表現の参考になりそうだ。最後に女の人生の難しさを思わずにいられない。そうそう、エリザベステイラーのクレオパトラが頭に浮かんだな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美しい日本語
- 感想投稿日 : 2016年9月19日
- 読了日 : 2016年9月18日
- 本棚登録日 : 2016年9月19日
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