スペンサー・シリーズの3作目。
野球、いや、ベースボールを愛し、愛されている男と、
美しく賢い妻のお話。
「あんな人柄の良い若い者はまずいない」と言われるそのピッチャーが、
八百長をしているらしいので調べてほしいと依頼される。
作家として球団に入り込み、あれこれ聞きまわるが
幸せそうなピッチャーとその妻に噓をつき、
追い込んでいくのは嫌な感じだった。
妻の過去のことで脅迫されていた二人に、
なんとか解決すると言っておきながら、
その方法が、結果として脅迫者のうち二人を殺すこと、
だったのはがっかり。
過去を新聞に発表することになってしまったし。
次の作品では新しいオフィスに移っているのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヴァイオレンス
- 感想投稿日 : 2022年9月17日
- 読了日 : 2022年9月14日
- 本棚登録日 : 2022年9月14日
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