ダブル・デュースの対決 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 1-23 スペンサー・シリーズ)

  • 早川書房 (1999年10月1日発売)
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感想 : 4
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スペンサー・シリーズの19作目。

珍しくホークが仕事を頼んでくる。
ギャングが支配する団地からギャングを追い払い、
少女とその赤ん坊を殺した犯人をつかまえる、と。
なかなか犯人が判明しない間に、少女のボーイフレンドが殺されてしまう。

ギャングが幅を利かせる黒人社会から抜け出したホークと、
ホークを尊敬しながらも自分のメンツを守ろうとするギャングのトップの若者が、
対決するのが面白かった。

一方、スーザンは一緒に暮らそうとスペンサーに提案してくる。
スーザンの家に引越し、暮らしてはみるものの、
最後には一人暮らしに戻る。
別々に暮らしていてうまくいっているのに、
なぜ一緒に住もうとスーザンが思ったのかが理解できない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ヴァイオレンス
感想投稿日 : 2023年4月20日
読了日 : 2023年4月17日
本棚登録日 : 2023年4月17日

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