探偵キンジー14作目。
冒頭、前作で舞い戻ってきたディーツの手術のために、
彼のコンドミニアムでお世話などしていたので、
どういう関係になるかと思っていたら、
あっさり、というか、あえて離れていた。
そのディーツへ昔の依頼者からの仕事、
夫である亡くなった刑事の生前の悩みを調べに
湖のそばの小さな町へ向かう。
たまにこういう出張探偵をしているが、
地元を離れている時の事件は怖い。
案の定、泊まっているキャビンで襲われてしまう。
途中ででてきた、
亡くなった刑事のまじめな性格を説明をするエピソードが、
何か伏線なんだろうなと思っていたら、
その銃の暴発を装った殺人が、
最後に犯人のさらなる犯罪を暴いていたのが面白かった。
それと、文中に出てきた、日本の「法医学全書」が実在するのか気になる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2021年2月28日
- 読了日 : 2021年2月26日
- 本棚登録日 : 2021年2月27日
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