三四郎 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1948年10月27日発売)
3.55
  • (375)
  • (672)
  • (1112)
  • (110)
  • (28)
本棚登録 : 8368
感想 : 628
4

「この本の要約」
熊本から、東京の大学に入学するため、東京に来た三四郎は、友人の引っ越しの手伝いをしている時、一目惚れした美禰子と出会った。三四郎は好きである美禰子に自分の気持ちを話せなかった。美禰子は三四郎が自分の気持ちを話せないまま、結婚をしてしまった。
「三四郎あらすじ」
熊本から東京の大学に入学するため汽車にのった。車内で夫が満州にいる夫人と知り合う。
そんなことから夫人と同じ宿の同じ部屋に泊まることになった。
翌日、駅で夫人に三四郎は「貴方はよっぽど度胸のない方ですね」と言われた。
学業が始まると同級生である与次郎、与次郎が尊敬している広田先生、光線の研究をしている野々宮と出会いました。
そして、広田先生の引越しを手伝った時、以前自分が一目惚れした美禰子に出会います。
その頃、与次郎は尊敬する広田を帝国大学の教授に就任させようとします。与次郎に協力するうちに三四郎も巻き込まれます。
その後、美禰子から美術展に行かないかと誘われ、美術展に行くとそこには野々宮もいました。

美禰子は三四郎に必要以上に親密な関係に見せようとして、野々宮を愚弄します。
美禰子と野々宮の駆け引きのために利用をされた三四郎は怒りと戸惑いを覚えます。
与次郎から美禰子が結婚すると聞かされた三四郎。
その相手は、野々宮ではなく彼女の兄の古くからの知り合いでした。
その頃、与次郎が暗躍していた広田の教授就任のための数々の工作が露呈。
広田は帝大教授の座に就くことはできませんでした。
美禰子をモデルにして原口が描いた作品が美術展に出展され好評を博していました。
三四郎は、広田、野々宮、与次郎と展覧会を訪れた。
評判の絵には「森の女」という題名がつけられていました。
三四郎は題名が悪いと言い、「迷羊(ストレイシープ)」と何度も繰り返しました。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月6日
本棚登録日 : 2020年4月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする