・・・ああ・・・高村女史の本読んでると、今流行の作家さんたちの
作品、吹けば飛ぶようだ・・・・(すみません
助手さんたちもたくさん抱えてらっしゃるんだろーけど、
ほんっとーに突っ込みどころが無いというか、色んな物事を完璧に勉強されているというか・・・。
だけじゃなく、彼女のすごいところは、美術や、クラシック音楽などにも造詣が深いということ。
彼女がクリスチャンだということにも通じるのかもしれないけど
描く人物のひとりひとりが、ストイックで、静謐で・・・
特に合田刑事。ううう(萌)
彼女の出世作「マークスの山」でも大活躍だったけど・・うう(悶)
合田刑事だけじゃなく、実に人物の描き分けがうまいし、饒舌。
情景描写や、人物描写も隅々までされているので、まるで映画を観ているようです。
ただ、さらっと読めないので、読み始めるのに一呼吸いるんだよねw
今回、株の話がかなり出てくるので、ちょっときつかったっすw
(株雑誌出してる出版社にいたくせに未だによくわからん世界だw)
でも本当に勉強になるし、見事に「完璧な別世界」を魅せてくれる、稀有な作家です・・・愛して止みません。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月5日
- 読了日 : 2010年5月6日
- 本棚登録日 : 2013年5月5日
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