素人落語に挑戦するアラサー女性の話。
趣味の範疇といえど人前で落語の実演はレベルが高いよぉ、と読みながら主人公たちにひたすら感心した。
人間の業を肯定するのが落語。自分の中の汚さに直面し、向き合い、呑み込む。腹に落ちるかどうかはともかく。
落語は地方住まいではなかなか接する機会がありません。本でばかり知識を増やしているので、いつか寄席に行ってみたい。
北海道のいわた書店さんの「一万円選書」でご縁のあった本。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年7月31日
- 読了日 : 2023年4月20日
- 本棚登録日 : 2023年7月31日
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