さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

著者 :
  • 清流出版 (2013年6月17日発売)
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本棚登録 : 479
感想 : 41

今の自分にいちばんほしい言葉を、本に求めてしまうことがある。

この本は、旅先の大阪の古本屋でいちばんに手に取った。
「さよならは小さい声で」というタイトルに、
寂しくも、なぜか目が離せなくなってしまった。

著者、松浦弥太郎さんの、旅先での人との出会いについて。
この人の周りは、こんなに素敵な知り合いが溢れてるのか。と思ったが、違う。
松浦さんが、とてもとても魅力的なのだ。

お会いしたことはないのに、すぐそばにいるような気がする。文章から伝わってくる、ひとのあたたかさ。
相手に対する、尊敬やおもいやりのまなざし。
心地よく、安心するのに、なぜかドキドキしている。。

まさにラブレターのようなエッセイ。
わたしにとって間違いなく、ずっと心に残る大切な本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年1月29日
読了日 : 2020年1月28日
本棚登録日 : 2020年1月28日

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