今の自分にいちばんほしい言葉を、本に求めてしまうことがある。
この本は、旅先の大阪の古本屋でいちばんに手に取った。
「さよならは小さい声で」というタイトルに、
寂しくも、なぜか目が離せなくなってしまった。
著者、松浦弥太郎さんの、旅先での人との出会いについて。
この人の周りは、こんなに素敵な知り合いが溢れてるのか。と思ったが、違う。
松浦さんが、とてもとても魅力的なのだ。
お会いしたことはないのに、すぐそばにいるような気がする。文章から伝わってくる、ひとのあたたかさ。
相手に対する、尊敬やおもいやりのまなざし。
心地よく、安心するのに、なぜかドキドキしている。。
まさにラブレターのようなエッセイ。
わたしにとって間違いなく、ずっと心に残る大切な本。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年1月29日
- 読了日 : 2020年1月28日
- 本棚登録日 : 2020年1月28日
みんなの感想をみる