大きいサイズのバージョンの方が絵は圧倒的に迫力があるのですが(表紙も)、子供の扱いやすさを考えてボードブック版で購入しました。
動物園へ向かう汽車の後ろに、一種類ずつ動物を乗せた貨車が繋がっていきます。「1」のページではゾウが一頭、「2」のページではカバが二頭…と、ページに書かれた順番と乗っている動物の数が連動していて、数の認識を知るのには最適なつくり。文章は一切ありませんが、だんだん増えていく貨車の上の動物がまず魅力的な上に、ページ下には登場した貨車が順に連結して描かれていたり、貨車の上に小さなねずみが必ずこっそり描かれていたり、ページをめくる楽しみも満載。最後のページは動物園ですが、ちゃんとページ下の貨車がからっぽになっているのが可愛いです。
動物好きな息子は案の定この本に大はまり、数の概念は2歳半の今もまだつかめてはいないようですが、1から10までの数字そのものはこの本のお陰でしっかり覚えました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2016年8月5日
- 読了日 : 2015年12月
- 本棚登録日 : 2016年1月29日
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