『カササギ殺人事件』で度肝を抜かれ、『メインテーマは殺人』のホーソーンを通じての現代と古き良き英国ミステリの融合を感じさせられたホロヴッツ。
『その裁きは死』は未読ではあったが、意外にも早く図書館での予約順が回ってきたため、今作はどんなもんかと期待しながら読書スタート。
う~ん読み易さの安定感はあるものの、”あれ、何だか前作の中心人物を探偵に据えたありがちな続編?”と思いきや3/4で訪れる大転換。
いや参った。予想していてしかるべき展開ではあるものの、その大胆さに脱帽。
中だるみという言葉の不要な傑作ミステリ。
下巻へ続く。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2022年2月5日
- 読了日 : 2022年1月27日
- 本棚登録日 : 2022年2月5日
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