サスペンスを楽しみながら、金融知識について学べる良書。しかも内容は法の抜け穴を突くものが多く、よく出版化されたものだと感心してしまう。もしかすると、企画の段階ではもっと過激な内容だったのかもしれない。そのようなことを思うと、わくわくが止まらない。本書では金融について小難しい説明文が並ぶこともなく、分かりやすい言葉で、飽きずに最後まで楽しめる。主人公である秋生の完全無欠感が爽快だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
幻冬舎
- 感想投稿日 : 2019年8月7日
- 読了日 : 2019年8月1日
- 本棚登録日 : 2018年11月24日
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