再読。原田マハのサロメを読んだ後、一番にこれを読みたくなった。
私はこれでサロメを初めて知った。
そしてやっぱり思う。私にとってはこれこそがサロメ。
「サロメさながらに、死よりも恋に価値を置く者にしかできぬ、命を賭した恋の駆け引き。」
改めて読むと、題名の通り本当に四季彩に溢れていることに気づいた。
初読ではストーリーを追いかけるのに精一杯で、しかもそれで満足してしまっていたからなあ。
今回、出てくる絵画もきちんと調べながら読んだけど、結構知っているものも多くて、自分の趣味がまたさらに深まった。
次に読む時は、月と陽光、曇りなど、空の描写に注意してみようかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
20代
- 感想投稿日 : 2021年2月25日
- 読了日 : 2021年2月25日
- 本棚登録日 : 2020年12月10日
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