「私」って誰なんだろう、と考えさせられる、個人的にはとても好きな小説でした。
ちょっと精神科医憧れちゃうかも。現実の精神科医にも、こんなことが出来るのかは分かりませんが。……もし出来るのなら滅茶苦茶怖いですね。
視点が交差しまくりますし、時間軸もバラバラなので、中盤はだいぶ混乱しました。それ故に、後半で少しずつ真実を紐解いていくにつれ、露わになっていく人間の悪意、そしてその恐ろしさに震えさせられました。
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- 感想投稿日 : 2023年6月26日
- 本棚登録日 : 2023年4月26日
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