重松作品はあまり読んでいない。
「きよしこ」以来かも。
本作は小学五年生の少年を主人公にした短編集。
引っ越しして、しばらくたってみると、あんなに仲が良かった友達がちょっと遠い存在になってしまう。
寂しさと、新しい生活や関係を少しずつ受け入れていく気持ちのないまぜになったもの。
そんな心の機微が書かれている。
幼くて、まだ無力で、でももういろんなことを洞察する力を持っている。
小学五年生って、そんな年ごろだったっけね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月3日
- 読了日 : 2016年1月3日
- 本棚登録日 : 2016年1月3日
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