初柚木作品。有名なタイトルと思ったら、見てはいないが映画にもなったんですね。
悪徳刑事と広島の暴力団の闘争と身構えたら、さすが女流作家のせいか、惨たらしい凄惨な暴力場面は少な目で読み易かった。どんどん深みにハマって行く若手の主人公が最後に素性が明らかになるのだが、悪徳刑事の上司に感化されるのがスッキリする。続編もあるようなので、この主人公が更にどう変貌するか楽しみになる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2022年11月23日
- 読了日 : 2022年11月23日
- 本棚登録日 : 2022年11月23日
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