魔女と過ごした七日間

著者 :
  • KADOKAWA (2023年3月17日発売)
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本棚登録 : 7207
感想 : 478
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近未来の世界と魔女が出て来る不思議な作品。魔女は続編だったことを読み終わった後に知る。
日本人のDNAが知らない内に採取され、街頭のカメラと組み合わされて犯人の検挙率が飛躍的に上がる時代。40年以上前の学生時代にアルバイト先に事務所荒らしが入り、掌紋や指紋を取られた事を思い出す。あのデータが残っているような気がして、悪いことがしづらい(^^;
不思議な能力を駆使する魔女だが、能力の秘密が明かされていないのが気になる。
中学生の少年の父親が殺された事から始まるが、魔女の力を発揮し、この中学生を巻き込んで事件に立ち向かって行く。躊躇無く敵方に乗り込んでいくので、疾走感が凄い。次々と場面が変わっていくので、どんどん引き込まれてしまう。
組織が絡むと結論がぼやけて仕舞うのが残念。闇に紛れてしまったようだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2024年2月12日
読了日 : 2024年2月12日
本棚登録日 : 2024年2月12日

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