TVで映画の宣伝をしていたので気になった本。横浜流星さんと清原伽耶さんの主演だそうだが、本を読んだ印象からは二人の印象とは全く違う感じ。
作者の砥上さんは水墨画家でもあるので、絵の文章表現が非常に美しい。映像で現物が見たいと思ってしまう。
全くの素人が半年で賞を貰うまで書けるというのが本当なら、天才なんだろうと思う。巨匠に見出され、その孫娘と賞を目指して闘うという設定もドキドキ感を煽って来る。ライバルがいつからか恋心に変わるのも定番だが、安心の読み味。最後に感動が待ち受けて、思わず涙を誘うところも良い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月24日
- 読了日 : 2023年11月24日
- 本棚登録日 : 2023年11月24日
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