旅屋おかえり (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年9月19日発売)
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感想 : 912
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NHKのドラマを先行して3作(6話)も見てしまったので、登場人物が安藤サクラ、武田鉄也、美保純のイメージで読んでしまう。3人の強烈なキャラが、良くも悪くも頭の中で踊っている。
2つ目の高知の旅にはTVで見たはずなのに、本を読んで目頭が熱くなってしまった。ただ、この感想を書くためにTVのエピソードを確認したら、随分と違っていることに驚く。紙漉きの師匠のところに「おかえり」と一緒に行ったのは真理子の息子になっていたが、原作では真理子自身。感動的なのは、やはり真理子の方が重みがあるので良い。俳優も含め、TVを見たのは失敗だったかも知れない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年7月8日
読了日 : 2023年7月8日
本棚登録日 : 2023年7月8日

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