シリーズ最終話。前作で出てきた新世界思想だが、最後まで読んでも良く理解出来ない。歌舞伎町を封鎖して別世界ができるだろうか。ジウは破綻を最初から望んで話しを進めたようにも思う。
ただ歌舞伎町戦争とでも呼ぶようなスケールの闘いの臨場感が凄かった。どのように解決するのかと思っていたら、地味な門倉が意外な行動。それと伏線回収となる警察内部の汚染による協力者の追求と逮捕。ジウが伊崎を殺さなかったのも、伊崎と雨宮の関係だったかも、とか色々考えてしまう。
このシリーズは殺しやレイプなど読むに堪えない表現も散見されるが、最後はどのような結末を迎えるのだろうか、との期待感であっという間に読み切ってしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2022年5月23日
- 読了日 : 2022年5月23日
- 本棚登録日 : 2022年5月23日
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