コンビニ人間

著者 :
  • 文藝春秋 (2016年7月27日発売)
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本棚登録 : 17363
感想 : 2380
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直木賞かと思うぐらい、読みやすい文章と内容だった。作者自身が長年コンビニに勤めていた事があるため、コンビニ愛に溢れた内容だった。コンビニの日常が良く分かる作品。
一方、主人公の古倉と白羽は普通とはちょっと異質な人間。彼らの普通と世間一般の普通は大きく乖離している。古倉は普通になろうと努力し、白羽は自分が普通と思い、周囲が異常と思っている。最近はこういう人達が増えて来ているのか、診断技術が向上したので増えたように見えるのか? 普通とは何かを含め、色々と考えさせられる作品だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年11月20日
読了日 : 2023年11月20日
本棚登録日 : 2023年11月20日

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