イン・ザ・プール (文春文庫 お 38-1)

著者 :
  • 文藝春秋 (2006年3月10日発売)
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最初に「コメンテーター」を読み、シリーズ化されていたことを知り、始まりの本を購入。
20年以上前の本だが、内容的には今にも通ずるようなものになっている。携帯依存症の高校生では、20年以上前と考えるとスマホがあったかどうかの時代。既にそういう依存症があったことに驚く。
トンデモ精神科医である伊良部先生の診察はぶっ飛んでいる。毎日のような診察と、よく分からない注射。セクシーな看護師のマユミさんと注射されているのを見て興奮する伊良部先生。表題作のイン・ザ・プールでは患者と一緒に毎日プールへ通う。時間は要するが最後は治癒してしまう。一連のドタバタさに、つい笑ってしまう。くだらなさに中毒性を感じてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2024年1月15日
読了日 : 2024年1月15日
本棚登録日 : 2024年1月15日

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コメント 2件

bmakiさんのコメント
2024/01/15

中毒になりますよね( ̄▽ ̄)
次々読みたくなりますよね。
会社の中でも、みんなハマりました、このシリーズ(*^▽^*)

普段本を読まない方でも爆笑できるようです(^^)

浩太さんのコメント
2024/01/16

いつも有難うございます。
バカバカしいのですが、確かにクセになりそうです。次の本も用意しています。

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