秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2009年2月28日発売)
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本棚登録 : 6572
感想 : 545
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小市民シリーズ3作目。纏めて購入していたが、前作から7ケ月以上空いてしまった。
前作で小山内さんの犯した事件で、小鳩君との互恵関係は解消されたようだ。二人の付き合う相手が別々に早々とできてしまった。
小鳩君は相手に気づかれないように推理力を発揮するが、満員のバスで次に空く席を推理するため10ページ以上使うという、何とも不思議な推理小説。確かに高校生達の事件なので、身近と言えばそうなのだが。
小山内さんは交際相手を助けるため、何やら裏で暗躍。この行動を危惧する小鳩君は、徐々に連続放火事件の真相に迫って行く。下巻では二人のコンビも復活しそうな予感。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2023年10月16日
読了日 : 2023年10月16日
本棚登録日 : 2023年10月16日

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