久しぶりの東野圭吾、流石にあっという間に読み切りました。
全く関係ないような話しがプロローグから続くのですが、推理小説ですので関係無い訳は無く、何とか記憶に留めようと身構えます。テンポ良く自殺やら他殺と続き、犯人や犯行動機が不明でもどかしい思いもしますが、終盤にはプロローグの話題にたどり着きます。タイトルの「夢幻花」にこめられた意味を知ることになります。大学院生の蒼太が抱えていた家庭内の違和感も解消し、一方で将来の仕事への展望も開けたことや恋愛の行方も見えて、ラストが明るくて楽しい本でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2021年11月17日
- 読了日 : 2021年11月17日
- 本棚登録日 : 2021年11月17日
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