夢幻花(むげんばな) (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所 (2016年4月7日発売)
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感想 : 736
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久しぶりの東野圭吾、流石にあっという間に読み切りました。
全く関係ないような話しがプロローグから続くのですが、推理小説ですので関係無い訳は無く、何とか記憶に留めようと身構えます。テンポ良く自殺やら他殺と続き、犯人や犯行動機が不明でもどかしい思いもしますが、終盤にはプロローグの話題にたどり着きます。タイトルの「夢幻花」にこめられた意味を知ることになります。大学院生の蒼太が抱えていた家庭内の違和感も解消し、一方で将来の仕事への展望も開けたことや恋愛の行方も見えて、ラストが明るくて楽しい本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2021年11月17日
読了日 : 2021年11月17日
本棚登録日 : 2021年11月17日

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