ねむれ巴里 (中公文庫 か 18-9)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年6月25日発売)
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本棚登録 : 337
感想 : 26
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高橋源一郎の小説を書くために参考本である。いままで、これほどパリについて詳細に書かれた紀行文はないと思われる。YouTubeでも観光名所や有名なレストランばかりである。ほんとはこうしたガイドブックが必要だったのかもしれない。連れ合いといっしょにパリで生活するということがいかに大変か、についてよく書かれている。
 学生が卒業旅行でパリに行く前に、この本を読んでパリのことを知るべきであろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2024年3月10日
読了日 : 2024年3月10日
本棚登録日 : 2024年3月10日

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