前半がインタビュー形式、後半が灘の先生との対談形式になっている。全体を通して謙虚な方だなと感じた。
東大のいいところとして、凄すぎるヤツに引っ張られて自分も追い付こうとする「感覚のインフレ」が起こることを挙げられていて、それが根底にありそう。
勉強できることは贅沢、受験できることは特権、というのはまさにそうだよなあと納得した。
インタビュー形式なので、質問に対する回答は明確なのだけど、林さんの考え方や思想のベースみたいなところが自筆でもう少し書かれていたらよかったなと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年5月5日
- 読了日 : 2023年5月5日
- 本棚登録日 : 2023年5月5日
みんなの感想をみる