武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

著者 :
  • KADOKAWA (2018年5月18日発売)
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最初難しそ〜・・・と思ったけど読み始めたらめちゃ面白かった!歴史上の哲学者たちが残した言葉や文章とそれを人生にどう活かせるか解説している本なので短編集な感じで読みやすい。
【パラノとスキゾ】の章が難しかったけど好きだった。アイデンティティに偏執するか、分裂するかの話で、1つのことを長く力強く続けるよりも、事態の変化を捉えるセンス偶然に対する勘を頼りに自由に変化し続けること(時には逃げること)が大切。
最近研修でPDCAではなくOODAって言われるのと同じだ!!!とピンときた。力強さよりも柔軟性が問われる時代なんだな〜と改めて!
あとはやはりソクラテス大先生はさすがだった。"学びは「もう知ってるから」と思った瞬間に停滞する"というのは沁みたな。私も人のことや起こったことを自分の知っている過去のデータと照合してパターン認識しちゃうことって多々あるけど、簡単に「わかる!」「これ知ってる!」と思わずに柔軟な思考をしていきたいな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年10月3日
読了日 : 2023年10月3日
本棚登録日 : 2023年8月20日

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