CFという装置は 責任を物質化して無化する。加害者の責任の消失と被害者の苦しみの消滅がセットにおこることで、仕返しの応酬がなくなるのだから、CFという装置は肯定したくなる。しかし、どんな悪事も無化されるとなると、悪事に歯止めが利かなくなる。こんな装置 あったら迷惑である。
アイデアとしては秀逸な作品であった。ストーリーとしてはディストピアで後味悪いから星3つ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2023年1月16日
- 読了日 : 2023年1月16日
- 本棚登録日 : 2023年1月16日
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