久しぶりに本格的なミステリを読んだ気がします。
最初の出会いから物語が始まって、
数年が経って、偶然再開する。
そこからいろいろな出来事に巻き込まれていき、
時には死に直面しつつも、なんとか物語が終点に辿り着く。
現実の生活ではどんなに身近な存在の人がいたとしても、その人の全ての人生を把握することはできない。
時間は有限で、できることは限られている。
そんな狭い人生の中にあって、小説は他の様々な世界で住む人達の人生を追体験できるから、少し得をした気分になる。
それにしても、森博嗣の小説を読んだ後は少し寂しくなるのはなぜだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年7月28日
- 読了日 : 2014年7月28日
- 本棚登録日 : 2014年7月28日
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