下鴨アンティーク第2弾。
あっ、鹿乃が携帯使ってる。
あるけど、無精で使わない設定なのね。
今回の文学は詩やクラシックがテーマかな。
アンティークとヴィンテージの違いに目から鱗。
なるほど。
前回慧をざわつかせた春野さんはあんまり出番がなかった。代わりに、鹿乃の友人の奈緒と、慧の後輩の加茂との意外なエピソードが。
他にも大学生の真帆や依頼人のプリシラ、彼女に着物を譲った誓一など、レギュラー入りしそうなメンバーが続々。
慧のことがほっとけない鹿乃と、年頃の娘をもつ父のような態度の慧。
奈緒と加茂も…。
「あの人が何に思いわずらうこともなく、幸せでいてくれたらいい。あの人には苦しいことやつらいことは、似合わない。」とか!
もうそれは恋どころじゃ…。
あぁ、もうこの無自覚!とじれじれに歯噛みしつつ、着物の謎というか、文学の知識とお料理が間にはさまってアクセントになる。
ペルセフォネと秘密の花園…ペルセフォネって春の女神だったんだ。デメテルの娘でハデスの妻…。へぇぇ面白い。
島崎藤村「佐保姫」
フランシス「秘密の花園」
読んでみようかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2017年5月18日
- 読了日 : 2017年5月16日
- 本棚登録日 : 2017年5月14日
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