三国志 14 (潮漫画文庫)

著者 :
  • 潮出版社 (1998年11月20日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 20
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本巻では周瑜が主人公である。曹操の部下と戦い、劉備と心理戦を繰り広げる。周瑜は主である孫権を完全に喰ってしまっているほどのキャラである。レッドクリフでのトニーレオンとは少々異り、やや短気で横暴なキャラ。今後、劉備や孔明との戦いが楽しみである。

本巻のあらすじは以下のとおり。
・周瑜、夷陵城に閉じ込められた甘寧を救出へ。周泰が使者になり、周瑜が夷陵城に押し寄せた時、甘寧も同時に城を打って出るよう伝達し実行。曹軍は南城に逃げ込む。
・曹洪、曹操の秘策(城を捨て逃げ、落し穴を仕掛ける)を実行。周瑜が引っかかり重傷。曹軍、周瑜を挑発し落馬させ更に勝利。
・周瑜、落馬は謀略であるとし、死亡説を広める。曹軍、夜襲を仕掛けるも
返り討ちに遭う。周瑜、南城に乗り込もうとするも、趙雲に占領されていた。荊州城は張飛に、襄陽城は関羽に占領されていた。魯粛、道理を説きに劉備の元へ向かうが、孔明にあしらわれる。
・劉備、孔明の勧めにより馬良を召し抱える。馬良より南の四郡(武陵、長沙、桂陽、零陵)を切り取るよう進言され実行、平定する。
・孫権、曹操の部下:張遼が守る合肥城攻略に手を焼く。太史慈、合肥城内に間者を入れて放火させるも、張遼に見破られ討たれる。
・劉キ、死去。呉の魯粛、孔明に大義名分はなくなったから荊州を返せと迫るが、「蜀を取ったら返す」とあしらわれ、証文を受け取る。
・孫権、劉備を殺すため、妹と劉備を政略結婚させようと企てる。劉備、孔明の意見を聴き受け入れる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2011年10月1日
読了日 : 2006年5月14日
本棚登録日 : 2011年9月14日

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