生きているとは?、という問いかけがタイトルだが、答えが書かれているわけではない。
生命とはなにか?に対する答えがどれほど揺らいできたのか、真実を求める科学者達の葛藤。そんな歴史がエッセイのように時に文学的に綴られている。一流の科学ライターの素晴らしさを堪能できた。
生命をトコトンまで切り刻んでも最後の一線が分からない。しかし、もともと線なんて無いのかも知れない。そう思えば生命の不思議さが改めて実感できる。
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- 感想投稿日 : 2023年12月21日
- 読了日 : 2023年12月21日
- 本棚登録日 : 2023年12月21日
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