しもべと犬 (幻冬舎ルチル文庫 け 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2008年8月18日発売)
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本棚登録 : 128
感想 : 14
3

読みにくい!との感想を見て、覚悟して読みましたが、本当に読みにくかった…

刑事×人形
警視庁の非公式部署の刑事の智重は過去に大切な人を亡くすキズを追っていた。
そんな智重に与えられたのは人形。人形でありながら、人と犬との特性を持ち、主人に忠実な僕である信乃はただ人の役に立ちたい、主人に愛されたいという純粋な気持ちだけで智重の側にいる。
しかし大切な人を失くしてきた智重には信乃を愛することが出来ず、欲しくてたまらないものが与えられない信乃はストレスで弱っていく。
諦めの目で自分を見る信乃をどうしてやることもできないまま、事件を追う智重だったが…

事件自体も登場人物が多くてだれが誰だかわからなくなるし、同じ課のメンバーの名前もわからなくなるし、さらには主語と描写が激しく省かれているから、状況がさっぱり見えない。
これは誰の想い?どういう状況?ってなりながら読みました…。
お話としてはいい話だと思うんだけど、わざとなのか下手なのか、本当にわかりにくかったです。

ちなみに主人公たちの過去が明かされたらわかる。とかいうレベルではないです。
普通に読みにくい話です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・ケ
感想投稿日 : 2021年4月18日
読了日 : 2021年4月18日
本棚登録日 : 2021年4月13日

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